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2007年10月

保護者の苦情~内科検診の場合

妻は、小学校で養護教諭(保健の先生)をしています。

 

といっても、今回は妻の愚痴ではありません。

 

変わった保護者もいたものだなぁ、という話です。

 

学校で行う健康診断の一つに、内科検診というのがあります。

 

ご存じの通り、聴診器でお腹と背中をポンポン、というやつです。

 

妻の職場では、男女問わず、1年生から6年生まで、上半身裸にしてやっているそうです。

 

といっても、高学年の女子は直前まで体操服を着ていて、お医者さん以外の他人には見られないようにしているらしいですが。

 

何しろ、何百人と診察してもらうので、お医者さんの目の前に来てから下着をめくったりしていると時間がかかるし、お医者さん曰く、脊椎が曲がっていないかとかも診るためだそうです。

 

ところが、よその学校ではそういうやり方に対して、保護者から苦情があったそうです。

 

何でも父親から、「娘が恥ずかしがっているから上半身裸にするのはやめてくれ」という内容の苦情だったということです。

 

内科検診は、学校保健法やその施行規則といった法に基づいて行われています。

 

当然必要だと考えられているから実施されているわけで、実際、内科検診で裸を診たお陰で虐待が発覚する、というケースもあるようです。

 

お医者さんに診てもらうことをいちいち恥ずかしがっていたら、病気かどうかを調べることもできません。多感な年頃の娘さんでも、どんな病気になるかわからないのです。恥ずかしがっていられるのは幸せな証拠ですかね。深刻な病にでもかかれば、そんなこと言ってられません。

 

それにしてもこの父親には、恥ずかしがる娘に、「そこは恥ずかしがるところではない」くらいのツッコミを入れてほしいところです。

 

そんな娘の言うことをすべて真に受けて、学校にまで電話してくるという行為の方が、余程恥ずかしいと思うわけであります。

 

内科検診だって、学校で行う以上、教育の一環だと思います。

 

ここで「恥ずかしいと思うんだったら検診を受けなくてもいいんだよ」と言う親がもしいたら。

 

あるいは、そういう申し出を「もっともです。それなら受けなくてもいいです」などと返す学校がもしあったら。

 

世も末ですな。

 

学校で「やりたくないことはやらなくてもいい権利」がまかり通れば、すべてが崩壊するでしょう。それだけは避けたいところです。

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無認可(認可外)保育園・保育所擁護論

ほぼ一ヶ月ぶりです。

 

僕の育休生活も後半に入りました。今のタイトルでブログを書ける時間も限られていますので、もう少し頑張ります。

 

 

少し前の話で恐縮ですが、保育園で痛ましい事件が起こりました。

 

一つは、子供が車の中に置き去りにされて熱中症で亡くなってしまった事件。

 

もう一つは、保育園で病原性大腸菌O157に感染して、やはり子供が亡くなった事件です。

 

本当に気の毒なことですが、一つ引っかかったことがありました。

 

それらの事件を起こしたのが、無認可の保育園だと報道されていたことです。

 

何だか、認可=安全、無認可=危険というレッテルが貼られてしまったような気がしました。

 

うちの長男も、この3月まで無認可の保育所に通っていました。

 

子供の人数も少なく、こぢんまりとしたところだったせいか、本当によくしてもらいました。先生方も子育てのベテランで、毎日しっかり歩かせてくれて、食事も手作りで、トイレの習慣づけもきっちり。オムツを外してくれたのは保育所だったと言ってもよいくらいです。

 

そして無認可のよいところは、何といっても融通が利くところ。

 

認可された保育園は、自治体を通して子供を募集するのが原則で、何ヶ月も前に申し込みしなければいけなかったり、4月入所でなければ入りにくかったりしますが、無認可なら空きさえあればいつでも入所できます。また、親の働き方に応じて、不規則な登所でも対応してくれます。

 

うちの長男が通っていた保育所は、正式には2歳児までを預かることになっているのですが、そこも柔軟です。登所していたことがある子なら、幼稚園や小学校が夏休みの時とかにも一時預かりをしてくれます。人間関係ができているので安心して預けられます。

 

そもそも、認可された保育所だけでは数的に不足していたり、型にはまりすぎていて対応しきれない部分があります。その隙間を埋めてくれているのが無認可なのです。その柔軟性はもちろん、熱心な先生方の献身的な仕事ぶりに支えられています。

 

先に報道された事件で、無認可の保育所が十把一絡げに批判されたり、いい加減な保育をしているという印象を持たれることを恐れます。

 

認可だろうが無認可だろうが、いいところはいい、悪いところは悪い。思い込みにとらわれず、自分の目でいいところを探してもらいたいものです。

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