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この暑さの中での授業≒無意味

お久しぶりです。

 

それにしても毎日暑いですね。

 

外でお仕事をしている方は、本当に大変だと思います。

 

どうか、お身体には気をつけて。

 

さて、僕の職場でも、いよいよ2学期が始まりました。

 

公立の中学校の教室には、基本的にクーラーはありません。

 

というより、職員室にだってつい数年前まではついていませんでした。

 

それよりも真っ先にクーラーがついたのは、コンピュータ室です。

 

人間よりも機械が優先。

 

よくそんな環境で仕事をしていたなと思います。

 

猛暑と呼ぶにふさわしいこの夏の教室の暑さは、体験した者にしかわからないと思います。

 

狭い部屋に40人近くも押し込んで、それだけでも暑苦しいのに、この気温。

 

まさに蒸し風呂。あるいはガマン大会。少なくとも勉強する環境でないことだけは確かです。

 

大人でもあの状況で集中して勉強するのは至難の業です。

 

それなのに、近所の中学校の中には、あろうことか8月の下旬から授業を始めているところがあります。

 

あるいは、僕の職場でもそうですが、これまでは何日か取っていた、短縮授業(4時間授業)をやめて、例えば9月2日から通常通りの6時間授業をやっています。

 

このような、部屋でじっとしているだけでも汗がしたたってくるような時期に、わざわざ冷房もない部屋に大勢閉じ込めて行われる授業。

 

愚の骨頂とはこのためにある言葉かと思うくらいです。

 

いったい、なんでこんなことをしているのか?

 

決まってます。

 

最近教育委員会がうるさく言っている、ということは文部科学省がうるさく言っている、

 

「授業時間数の確保」

 

というやつのためです。

 

再来年度から学習指導要領が変わり、授業時間数も増えます。今はその移行期間で、これまででさえ正確に言えば足りていない時間数を、少しでも確保して「必要な数の授業はやってますよ」ということをアピールする必要があるわけですね。

 

以前聞いた話では、近所の中学校の保護者で、授業時数をいちいち数えて、「ここが足りてないやないか」と追求してくる人もいたそうですが、どちらかといえばそういうのは例外で、授業の数が少し足りないからといって文句を言う保護者はほとんどいません。

 

やはり旗を振っているのは、学力低下と言われる現状を打開したい?お役所でしょう。

 

あるいは、そういう一部の例外的な保護者の圧力に耐えかねて、遵法精神を発揮しているのか…。

 

確かに、本来行われるべき数の授業が行われず、勉強すべきことを勉強せずに卒業してしまっていたら困るのですが、現場の者に言わせると、授業数の多少の過不足というのはこれまでもあったわけで、授業の中で教師が調整すれば、やるべきことをやらないということにはまずならないわけです。

 

中学校の場合、教科担任制で時間割を作っていて、なおかつすべての枠(月曜日の1時間目など)の授業数を同じにするのも、学校行事等の関係上不可能なので、当然クラスによって国語の時間数、数学の時間数など、どれもバラツキが出てきます(もちろん、できるだけばらつかないようにはしてますが)。

 

それでも教師は、事前にどのクラスの授業が何時間あるかを確認し、それぞれ工夫してやっていますから、そんなに大変なことにはなりません。どうしても授業が足りなければ、他の教科の教師と相談して授業をもらうということもできますし。

 

大体、こんな時期に何時間か稼いだって、肝心の子供たちはあまりの暑さにだらけきってしまい、集中して話を聞くこともできません。むしろイライラして教師にあたってくる者もいるくらいです。

 

文部科学省のエライお役人さんは、きっと涼しい部屋で今後の教育のプランでも練っておられるのでしょうが、そんなヒマがあったら一度、夏の教室で授業してみてください。ただしその際、熱中症対策は万全に。

 

最後に。

 

教育の中身は授業の数で決まるのではありません。

 

教育委員会は、自分たちの採用した教師をもっと信頼して、「授業数が足りないよ」と言ってくる者に対しては、少しのことであれば「教師がきちんと調整してくれてます!」とバチッと言ってやってほしいものです。

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コメント

がんばって
いい記事いっぱい書いて
ついでにできれば
出版お願いします。

忙しいけど
もっと
書いて書いて
書きまくって
ほしい・・

投稿: がんば、おお気に | 2010/10/21 23:50

コメントありがとうございます。

また頑張って書きたいと思います。

投稿: たかたろう | 2010/10/28 22:37

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